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​株式会社YOKOITOの評判・口コミについて現役社員にインタビュー!

こんにちは、FLATT編集部です。 本稿では​株式会社YOKOITOさんの求人をご紹介します! 近年、求職者サイドでは、求人媒体の情報だけではなく、クチコミなど様々な情報を収集する動きが活発化しています。しかしながら、このような第三者視点の情報を掲載するクチコミサイトには、

  • 真意の分からない書き込み
  • 個人の主観に偏った主張
  • ネガティブな声 etc…

情報に偏りがあるため全てを鵜呑みにはできません。そんな中、FLATTでは現役社員にインタビュー。 会社や仕事の特徴など、現場目線で‟本音”で語っていただきました!

​株式会社YOKOITOの会社概要

企業名​株式会社YOKOITO
設立日2014年03月
代表者中島 佑太郎
事業内容

ソリューション事業(デジタルファブリケーションツールの企画・販売・導入支援・応用サービスの提供) リサーチ事業(デジタルファブリケーション技術に関わる調査・研究・事業開発) メディア事業(デジタルファブリケーションの普及を目的とした情報発信) デジタルデンタルテクノロジー事業(デジタル歯科に関わる商品の企画・製造・販売)

本社住所京都府京都市下京区黒門通五条上る柿本町588番地22
従業員数8名(アルバイトは除く)
企業HPhttps://www.yokoitoinc.com/
募集職種
  • テクニカルマーケター

​株式会社YOKOITOの求人概要

募集職種テクニカルマーケター
具体的な業務内容
  • 自社サービスのマーケティング全般
  • 自社Webサイトのディレクション業務
  • プロジェクト全体のスケジュール管理、数値分析、効果測定 etc…
必須のスキルやマインド【必須スキル】
  • マーケティングの基礎知識
    ※マーケターとしての実務経験がなくてもOK
    (実際に元人事の方などがマーケティング業務を担っています)

 

【必須マインド】
  • モノづくりへの興味・関心
  • 自身で考え、行動に移していける能動性
  • 固定概念に捉われない自由な発想・創造力
  • 「自身の市場価値を高めたい!」という成長意欲 etc…
勤務地京都本社勤務 ※U・Iターンも歓迎!

勤務時間

10:00~19:00 ※今後フレックス制や裁量労働制の導入の可能性あり
休日完全週休2日(土日)・祝日 ※年末年始休暇(平均2週間程度)、病気休暇、有給休暇、慶弔休暇、産前・産後休暇など
給与※経験・スキルを考慮のうえ決定いたします。
福利厚生各種社会保険完備、出勤形態に応じた勤務手当

皆さん「デジタルファブリケーション(DF)」という言葉をご存知でしょうか。例えば3Dプリンター。液体樹脂をレーザーで溶かしたり・硬化させたりしながら、立体物を成型する機器のことであり、このデータをベースとしたモノづくりが「デジタルファブリケーション(DF)」と呼ばれています。3Dプリンターをご存知の方は多いでしょうが、インターネット上での技術革新が進む中でスマホやアプリに注目が集まる昨今においては、モノづくりに関心を持たない方もいるかもしれません。 ですが、この3Dプリンターの汎用性の高さは世界でも注目されています。

例えば電子レンジのように一家に一台3Dプリンターがあるとしたらどうでしょう。今まで「このフィギュアが欲しいから買おう」が「このフィギュア欲しいから自分で作ろう」という時代に変わるのです。個人が自由にモノづくりができる時代。そんな変革を目指し、京都からモノづくりの可能性を発信しているのが本稿でご紹介する​株式会社YOKOITO。今回現場の社員さんへインタビューさせていただきましたが、新しいモノづくりの時代を目指すベンチャーだけにその働き方・考え方も他にはない真新しさがありました。

​株式会社YOKOITOの現役社員にインタビューしてみました

今回インタビューしたのはデベロッピングディレクターの菊池さん

どのような事業を展開している会社?

―菊池さん
簡単に説明すると「研究部門」「販売部門」があります。「研究部門」では3Dプリンターを使って何が作れるのか、その可能性を模索するアークスティックな事業を展開しています。
―FLATT編集部
「販売部門」ではどのような事業を?
―菊池さん
海外メーカーの3Dプリンターを輸入して卸売りするビジネスの他、3Dプリンターを駆使したコンサルティングも行っています。例えば、「こんな複雑なものも作れますよ」「コストダウンに繋げることもできますよ」といった提案・実施をしており、今回募集するテクニカルマーケターもこの部門での所属です。

YOKOITOさんにしかないサービスの強みは?

―菊池さん
そうですね。プリンティングサービスという、お客様が「これを作ってほしい」とデータを送ってきて、それをベースに造形して納品するというサービスを行っていますが、私たちの強みで言うとユーザーとしての目線を併せ持っていることですかね。
―FLATT編集部
詳しく聞かせてもらえますか?
―菊池さん
正直なところ似通ったサービスを展開している企業もいますが、実は3Dプリンターで何が作れるかの研究に力を入れている企業はほぼいないんです。その点YOKOITOでは自社で運営するショールームとプリンティングファクトリーに国内最大の30台もの3Dプリンターを常設。全社員が3Dプリンターに対しての知見があるので、深いサービスを提供できるんですよ。
―FLATT編集部
全ての社員さんがですか!?
―菊池さん
そうなんです。全員がLaboのメンバーみたいな感じですね(笑)。専門的な技術職でない私も実際に3Dプリンターを扱えますし、全員がユーザー目線を持っているのは大きいですね。研究部門の方では、毎日触って研究していますからサービスを提供する領域も幅広いんです。
―FLATT編集部
例えばどのようなモノを作っているのでしょうか。
―菊池さん
フィギュアや花瓶など一般品だけではなく、歯科技工士さん向けの技工物をはじめ大学や病院の研究や治療目的に使われる模型なども作っています。これは、肌に触れても痒くならないなどの生体適合性なども考慮して作っていたりと専門性がかなり高いんです。一般品だけではなく専門品も含め幅広い領域で、個人も法人も問わずサービスを展開しているのは、当社の大きな強みですね。

会社が目指すビジョンとは?

―菊池さん
ひと言で説明すると「全てのアイデアを形にできる社会」を作ることですね。
―FLATT編集部
というと?
―菊池さん
アイデアがあっても、即座にそれを形にするのは難しいのが現状じゃないですか。例えば個人が「こんな花瓶作りたいな~」と思い描いても、実際に手に取ってからじゃないと良いか悪いかの判断はできませんよね。
―FLATT編集部
ん~、確かにそうですね。
―菊池さん
現代では個人も法人もお金をかけて発注しなければならなかったりと、アイデアを形にしづらい状況ですが、これが電子レンジみたいに一家に一台あったら、誰もが自由にモノづくりができる社会になります。
―FLATT編集部
それはすごい時代ですね。欲しいものを買うのではなくて、作る時代になるということですよね。
―菊池さん
はい。その影響は大きいと思いますよ。ひとつの会社がたったひとつのモノを作るのに下請けを多く使うのは一般的ですが、自社で内製することで造形の知見も内部に蓄積しますし、社員さんのスキル・ノウハウも確実に伸びると思います。
―FLATT編集部
なるほど、法人にとっては大きなメリットになりそうですね。
―菊池さん
もちろん法人にだけではないですよ?個人が欲しいものを探して買うのではなくて、自分に適したものを作ることができれば生活のクオリティも上がりますし、自分で作ったものが良ければ周りにもプレゼントしてみたりと、そんな優しい世界を築いていくことも可能であり、これもまた私たちのミッションなんです。

​株式会社YOKOITOのクリエイターへの想い

​株式会社YOKOITOの現場の本音を聞いてみました



テクニカルマーケターの業務内容は?

―菊池さん
3DプリンターやDF(デジタルファブリケーション)を普及していくためのコンテンツづくりが大きなミッションです。
―FLATT編集部
具体的な業務となると?
―菊池さん
Webサイトのディレクションなども含めて、マーケティングに付随するもの全般ですね。当社には営業部隊は存在せず、全て広告からの流入となっています。SNSもそうですし、色々な広告を出したりと、マーケティング全般をコントロールしていく仕事です。
―FLATT編集部
かなり幅広いということですね。マーケターに‟テクニカル”が付いているのはユーザー目線を活かしたマーケティングを行うからでしょうか?
―菊池さん
そうです。例えば自身で3Dプリンターを使ってみて「この機能いいな!」と思えば、それをコンテンツ化したり、後は3Dプリンターの「ここがすごい!」「使い方やコストダウンについて」といったことをセミナーなどのイベント企画として実施したりと、ユーザー目線を活かしながら活躍してほしいですね!
 

この仕事の面白いところは?

―菊池さん
やはり自由度が高いことですね。いい意味で学校みたいな雰囲気があるんですよ。自分で「これ勉強して試してみよう!」はもちろん、それが失敗したとしてもお咎めナシなので実験的に色々なことを試していけるのは面白いと思いますよ。
―FLATT編集部
自由度が高いと逆に結果を出さなきゃいけないと思ってしまう人もいそうですが、どうなんでしょうか?
―菊池さん
実は会社からのプレッシャーは全然ないんですよ。私も元々人事でマーケティングなんてやったことありませんでしたし(笑)。実際に「何となく本で読んでみたからこれやってみたい」といった感じで仕事を進められます。‟自分の仕事の価値を自分で作る”ということになるんですが、自分の興味のあることや好きなことをマーケティングとして発信していくので、趣味のような感覚で仕事を楽しめると思いますよ!

プレッシャーがない理由は?

―菊池さん
YOKOITOは会社を利益目的で大きくしていくつもりがないからですね。基本的にベンチャー企業って成長が軸にあると思うんですが、当社は「京都から自分たちの手が届く範囲で世界を変えていこう」という少し変わった風土が根付いているんですよ。
―FLATT編集部
確かにベンチャーにしては特殊ですね!
―菊池さん
ええ、会社が組織的な成長を軸にしていないからこそ、プレッシャーが少ないんです。「当社を活用してもらって、あなたの成長に役立ててください」というスタンスなので、会社の利益というよりもトライ&エラーで自分で仕事を作って、自分の成長のために働ける環境があります。

​株式会社YOKOITOの厳しさ



仕事で大変なことは?

―菊池さん
やはり自由度が高いという部分ですかね。もちろん魅力ではあるのですが、基本的にどんなコンテンツを作っていくのかを自分でやり遂げなければなりません。横にずっと付いて助けてくれる先輩マーケターもいないので、教えてもらえるという環境が整っているわけではないんです。
―FLATT編集部
なるほど、自分で進める中で苦労する面は出てきそうですね。
―菊池さん
ええ。私自身マーケティングの経験はなかったので、日々勉強していく姿勢は必要でしたし、何より考えることが大変でしたね(笑)。何しろやろうと思えば何でもできるので、正解がないんですよ。
―FLATT編集部
ゼロから生み出していくのは、仰る通り大変そうですね。
―菊池さん
そうなんです。極端な話、やろうと思えば本社の駐車場で3Dプリンターで作ったものを並べてポップアップストアを用意する、なんてこともできるんです。そういう広い領域で自分でコンテンツを考えて形にしていくのは大変ですね。

苦労する反面、成長できる点は?

―菊池さん
自分で考え形にしていけるスキルは間違いなく磨けますが、何よりも身に付くスキルを自分で決められるのは大きなメリットだと思います。
―FLATT編集部
というと?

―菊池さん
マーケターとして自由にコンテンツを作っていいわけですから、「SNSマーケティングに強くなりたい!」という方であれば、その分野に特化したマーケティングを続けることも可能です。

―FLATT編集部
確かに、自分の理想に向かって着実にスキルは磨けそうですね。

―菊池さん
ええ。その他、当社では京都ブランドを大切にしているのですが、京都の魅力と絡めたマーケティング手法にしてもいいでしょうし、本当に自分次第という感じですね。

​株式会社YOKOITOのカルチャー



どんなキャリアを描いていける?

―菊池さん
先ほども少しふれましたが、会社を大きくするつもりはなくて、自身の成長に役立たせてほしいという風土があるため、明確なキャリアをご紹介はできません。ですが、自分の居場所づくりができます。
―FLATT編集部
居場所づくり…ですか?
―菊池さん
はい。入社後に「この会社のカルチャーは自分には合わない」という話は珍しくないですが、それがないのがYOKOITOです。自分の考えを忖度せずに会社に伝えられますし、自分の得意を活かしたり、興味のある分野でコンテンツを作ったりと、自分自身をマネジメントしていくことができます。

菊池さんがこの先やりたいことは?

―菊池さん
実は会社を辞めて京都で雑貨屋さんをオープンさせたいと思っているんです。

―FLATT編集部
え?お辞めになるんですか?

―菊池さん
まぁそういう反応になりますよね(笑)。私は美術系の学校を卒業していて一度モノづくりの仕事に就いたのですが、食べていくことができなかったんですよ。それでIT系の会社で人事などをして今にいたるのですが、やっぱり諦めきれなくて…。

―FLATT編集部
そうでしたか。会社も納得のうえということですよね。

―菊池さん
入社の段階でこの話はしていました。この会社の良いところは属人化しないところ。社員一人ひとりの人生・夢を応援してくれるんです。他にも漫画家志望で漫画を書きながら社員として働いている人もいるんですよ。

―FLATT編集部
すごいですね。会社で働くことを人生の一部として捉えてらっしゃるということなんですね。

―菊池さん
ええ。先ほどの居場所づくりに通じるところですが、私も入社してその夢のために自分を磨いてきました。Web・コンテンツ作成などもお店づくりに活かせますし、YOKOITOは京都では有名なベンチャーで色々な人や会社と繫がりができたのもプラスになりました。社員の成長や人生・夢のために、やりたいことができる環境を会社が準備してくれるのは、YOKOITOならではですね!

―FLATT編集部
その会社内だけのキャリアではなくて、幅広く自身の理想のキャリアを描いていけるのは大きいですね!本日はどうもありがとうございました!

―菊池さん
こちらこそ、ありがとうございました!

FLATT編集部より​株式会社YOKOITOのコメント

広がるモノづくりの可能性

3Dプリンターでモノづくりの可能性を広げ、一人ひとりがモノづくりで自由に表現できる世界を目指すYOKOITO。とはいえ、会社の利益を追求する経営ではありません。目が届く範囲でそのビジョンを実現していくとのこと。京都ブランドを大切にしたスタンスで地方ながら多くのモノづくり企業から依頼が寄せられる同社。都心にはない新鮮さを味わいながら働けます。

好きなマーケティングに挑戦

100に近い自由度を誇る同社では、自分でどんなコンテンツを作ってマーケティングしていくか、その裁量が桁違い。失敗を次に活かせればOKという考え方もあり、トライ&エラーで失敗を恐れず、SNS、広告、セミナーなど様々なコンテンツでチャレンジしていくことができます。もちろん、自分の興味のある分野や好きな分野でも問題なし。好きや得意を仕事にできる面白さは同社ならではです。

究極のセルフマネジメント

社内という限定された範囲で自分のキャリアを描くという従来のステップアップは同社にはありません。独立や転職に対しても柔軟で、自分の成長や夢を応援してくれる企業です。自由度の高い業務はその後押しにもなります。その夢の実現のために必要なノウハウがあれば、そのノウハウが得られる方向性でマーケティングを行っていくことが可能です。
 


仕事のやりがい・厳しさ

  • やりがい

自分の好きや得意を活かしたマーケティングを自由に行うことができるのは大きなやりがいだと言えます。会社からの圧も失敗に対するお咎めもありません。自分の理想像に向かって成長していけるのは同社ならではの環境でしょう。


  • 厳しさ

自身で3Dプリンターにふれ、世の中にはどんなニーズがあって、そこに対してどうマーケティングしていくのかを自分で考え実践していくポジションです。ゼロベースでコンテンツを生み出す難しさは常にあるでしょう。


向いている方・不向きな方

  • 向いている方

モノづくりが好きな方や貢献したい方はもちろんですが、自分の中で明確な目標を持つことが同社で働くうえでは大切です。自分の理想や夢に向かって成長していきたい。そんな方に向いている環境です。


  • 不向きな方

手取り足取り教えてくれる先輩や上司がいるわけではありません。あくまで自分が主体です。自身で仕事を作っていく環境のため、指示を待つだけの受け身の方は不向きと言えます。