こんにちは、FLATT編集部です。本記事では株式会社swimmyさんの求人について見ていきます。最近は求人関係の様々なクチコミサイトが増えていますが、クチコミサイトには、
- 真意不明の書き込みが多数
- 個人の主観に偏った主張が多い
- ネガティブな声が集まりやすい
という傾向があるため全てを鵜呑みにはできません。今回FLATTではご自身でディレクターも務める株式会社swimmyの代表にインタビューしています。会社のこと、この会社で得られるスキルや経験など、ざっくばらんにインタビューしました!
株式会社swimmyの会社概要
企業名 | 株式会社swimmy |
設立日 | 2018年5月 |
代表者 | 臼田聖司 |
事業内容 | WEB制作 |
本社住所 | 東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町 4階 |
従業員数 | 6名 |
企業HP | https://swimmy.co |
募集職種 | WEBディレクター、WEBデザイナー、WEBエンジニア |
株式会社swimmyの求人概要
募集職種 | WEBディレクター |
具体的な業務内容 |
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必須のスキルやマインド | 【必須スキル】
【必須マインド】
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勤務地 | 自宅リモート or 本社勤務 |
勤務時間 | 10:00~19:00 |
休日 | 土日祝 |
株式会社swimmy(スイミー)は、デジタル領域におけるWEB制作・ブランディング・マーケティング企画を通して、クライアントや事業パートナーのビジネス・サービスを最大化させるデジタルスタジオです。WEBデザインはもちろんのこと、ユーザー体験(UX)に特化したWEB制作を心掛けています。時代のニーズや新技術などをキャッチアップしながら、クライアントだけではなく、ユーザーにも驚きと感動を与える。そんなWEBサイトの制作に力を入れているそうです。
業務自体のレベルは高いようですが、在籍するメンバー全員が入社時点でハイスキルだったわけではありません。成長段階にある20代の若手でも着実にスキルアップして市場価値を高めていける環境が整っており、会社や仲間と共に成長していく中で大きな魅力を実感できるはずです!
株式会社swimmyの代表にインタビューしてみました
今回インタビューしたのは代表(兼ディレクター)の臼田さん
代表の臼田さんが語る株式会社swimmyとは?
―臼田さん
我々は一言で言うとWEB制作会社です。WEB制作会社と言っても色々あると思いますが、swimmyはUXデザインに特化した制作を行っています。サイトの種類としてはD2CブランドのECサイト制作が中心ですね。
―FLATT編集部
なるほど、制作に‟こだわり”がありそうですね?
―臼田さん
swimmyは通常のクライアントの要望に沿って制作を進めるということ自体にはあまり重きを置いておらず、クライアントの持つサービスの価値を再定義し、「どういったユーザー体験でWEB上に再現できるか」という部分を徹底的に議論し、そこからデザイン・制作に落とし込んでいくというフローを採用しており、そこが他の制作会社さんと違って特徴的な部分かなと思っています。
臼田さんが思う株式会社swimmyの強みとは?
―臼田さん
swimmyの強みは、やはりUXデザインですね。UXデザインはWEBサイトにとって非常に重要な要素なんですよ。このことを考えると、swimmyもまた重要且つ貴重な存在へと進化できると確信しています。
―FLATT編集部
ありがとうございます。今後のビジョンも気になるところですね。
―臼田さん
そうですね…、UberやAirBNBといった今では誰でも知っているようなサービスを例にお話すると、これらのサービスって当時似たサービスは他にもあったと思うんです。その中でも彼らが成功した要因の一つが、同じサービス価値を全く違った見せ方にすることで、新しい付加価値を生み出したことにあると私は考えています。そういった付加価値をswimmyのクライアント様にも提供していきたいというのが私たちの目指しているところです。
―FLATT編集部
swimmy独自のサイト制作で新しい価値を提供されていく、ということですね。
―臼田さん
はい。その唯一無二の価値を提供していくためには、今よりもさらにUXデザインを強化していくことが必要なんですが、今後インハウスサービスの開発にも着手していく予定で、そこで知見を蓄積していこうと思っています。
株式会社swimmyのインハウスサービスとは
どういったインハウスサービスを想定されているのでしょうか?
―臼田さん
現在、新たな構想としてあるのはswimmyが強みとしているD2C領域のCRMです。
―FLATT編集部
詳しく聞かせていただけますか?
―臼田さん
私たちはこれまでにもこの領域で様々なECサイトを手掛けながらそのノウハウを凝縮させてきましたが、基本的にECサイトって、ユーザーからの一方通行なんです。ユーザーが商品を見て「これがいいな!」⇒「よし買おう!」といったように、その購入までの行動にメーカー(売り手)が介入していないのが当たり前でした。
―FLATT編集部
確かに言われてみるとそうですね。
―臼田さん
そうなんです。そこで私たちが考えたのが、ユーザーとの対話を生み出すCRM。実店舗で顧客が店員に相談しながら商品を決めるように、WEB上でも対話を実現させ充実したショッピングを楽しんでいただく。そんな仕組みをひとつ、インハウスサービスとして考えています。
今後入社される方もインハウスサービスに関わる可能性はあるのでしょうか?
―臼田さん
ええ。クライアントワークがメインのため、関わる業務の全てがインハウスのプロダクトではありませんが、尽きることなく新しいサービスをどんどん生み出していく予定のため、ゼロベースからプロジェクトを企画していく機会も豊富にあります。だから、仕事を楽しみながら働けると思いますよ。
―FLATT編集部
クライアントワークをメインでこなしながら、少しずつインハウスにも関わっていく制作スタイルなんですね!
―臼田さん
そうです。世間ではインハウスサービスをひとつ作って伸ばし、それまで行っていたクライアントワークから鞍替えしていくケースも珍しくはありませんが、‟私たちのメインはあくまでクライアントワークの制作業務”。インハウスサービスは社内の知見蓄積、社内体制の強化が目的としていて、ここで得られた知見をクライアントワークに活かすことで、唯一無二の価値提供を行っていく。そんな好循環を築いていきます。
株式会社swimmyのレベル感や入社のハードルについて
UX特化のWEB制作だと、やっぱりセンスによる部分が大きいのでしょうか?
―臼田さん
UXを意識したWEBサイトを作っていく上で正解はありませんし、勉強しようと思っても学べるものではありません。トライ&エラーを繰り返すことと一定のセンスは必要にはなりますね。だから正直言うと“めちゃくちゃ難しい”です(笑)。でもここで「やっぱりセンスが必要なのか」と感覚的な逃げに走ってほしくないとも思います。
―FLATT編集部
それは、社内でセンスを養えるということですか?
―臼田さん
ええその通りです。私もWebディレクターの仕事を兼任していますが、センスって何かと言うと、今までの経験、つまり“見て触れてきたもの”が大きく占めていると思っていて、情報・技術にアンテナを張って機敏に集約していく熱意があれば、決して養うことができないものではないんです。
―FLATT編集部
確かに、今までセンス=潜在的な才能みたいなイメージでしたが、その考え方の方がしっくり来ますね…(納得)。
―臼田さん
実際そうだと思いますよ。世の中に日々リリースされていく色々なサービスを見て、新しい技術が出たら一通り触れていく、そのうえで「こんな表現の仕方があるんだ!」「こんな流れで購入まで促すことができるのか!」というようにキャッチアップを重ねていければ、いざサービスを作る際の「もっとこういう表現でやった方がいいんじゃない?」というアイデア・企画を出していくスキルは確実に養われていきます。
センスを養う中で大切となるマインドやスタンスは何でしょうか?
―臼田さん
やっぱりトライ&エラーですかね。新しくチャレンジしていく中で失敗してしまうことも当然出てくると思います。壁にぶつかることも少なくないと思います。でもそれでいいんです。大切なのは「失敗から反省して、次にどう活かしていくのか」なんです。
―FLATT編集部
なぜ失敗したのかを理解して、その次の制作でさらに質を高めていくということですね。
―臼田さん
ええ。そうしたトライ&エラーを繰り返していくことで、クライアントやユーザーが潜在的に求めている“本当の価値”を理解し、感動できるサイトを生み出す、市場価値の高いWEBディレクターへと成長できると思います。
初めからハイレベルなスキルは必要なさそうに感じますが?
―臼田さん
ええ、そうです。もちろんWEBディレクターとしての経験が豊富な方は、駆け出しの私たちにとっても成長に直結するので歓迎していますが、どちらかと言うと経験値より人柄を重視していて、まだまだ成長段階にある20代後半くらいの方でも全く問題はありません。
―FLATT編集部
意外と幅広くて驚きました!
―臼田さん
実際20代のメンバーも在籍していて、日々自身の成長を楽しみながら活躍していますよ。もちろんスペシャリストも在籍しているので個々のスキルに差はありますが、swimmyは現在6名の小規模な組織であって、会社というよりも”チーム”を意識したクリエイティブ集団です。
どのようなチーム・風土なのでしょうか?
―臼田さん
swimmyでは経営層も含めメンバー全員がフラットに肩を並べ、皆でより良いサイト(感動)を生み出すことに重点を置いています。目の前の利益を追求したり、むやみに組織を拡大することは考えていないんです。
―FLATT編集部
だから、発展途上の方でもOKということなんですね。
―臼田さん
ええ。チーム内で上手くコミュニケーションが取れる人柄部分を重視しているんです。ここに集まっているメンバーは、物腰の柔らかい男性、ガッツのある元気な女性など様々ですが、全員に共通しているのが「考えることが好き」ということ。日々クライアントやユーザーのために、アイデアを出し合ってカタチにしています。新卒で入社したメンバーもいたりで平均年齢27~28歳と比較的若い人材が多いですが、皆まさに成長している段階でフレッシュさも目立つ明るい風土が根付いています。
株式会社swimmyでの仕事の大変さ
ディレクター職で若手が苦労しそうな点は?
―臼田さん
もちろん、先ほどお話した最新技術やトレンド情報に対する姿勢もそうですが、実際のところ1年ほどキャッチアップを続けていければ、それなりの知見は身に付きます。強いて苦労する点を挙げると、クライアントとの折衝ですね。
―FLATT編集部
お客様との意思疎通という点でしょうか?
―臼田さん
そうですね。ひとつのプロジェクトに対して最低1回以上はクライアントと制作サイドで認識の相違やズレが発生するんですが、そこをどう調整していくのかが難しいんです。やはり人間的な部分のぶつかり合いになるので、精神的にきつい部分がないわけではありません。実際私でも「きついな~」と思うことが結構ありますからね(笑)。
―FLATT編集部
代表でもあるんですね(笑)。それを乗り越えていくためには何が必要になりそうでしょうか。
―臼田さん
クライアントの意見が必ずしも正解というわけではありませんし、細かいニュアンスをどう汲み取ればいいのかなど、不透明な部分も出てくるので…。やはりそこは先ほどのセンス(=経験)を培っていくしかないとは思います。
苦労はあるとのお話でしたが、社内は明るくて楽しそうですよね?
―臼田さん
やっぱり、チームでひとつのものを作り上げていくことって楽しいんですよね。私たちは少人数なので、他の会社よりも連携が取りやすいですし、自分たちでクライアントやユーザーが驚くような想像以上のものを作り上げた時は、それを大いに実感できます。
―FLATT編集部
分かります!仲間と苦楽をシェアするのって、楽しいですよね。
―臼田さん
そうなんです。人数が少ないだけに、より一層実感できると思いますよ。
得られる経験値も高そうですよね?
―臼田さん
そうだと思いますよ。一人ひとりの業務範囲は広く、基本のクライアントワーク、インハウスサービスのプロジェクトが並行したり、それに加えてまだ標準化・ルール化されていない業務フローなども経営層とディスカッションしながら自分たちで整えていく必要があります。
―FLATT編集部
色々な経験ができそうですね!
―臼田さん
はい。スタートアップならではの苦労もありますが…(笑)。とはいえ大きな会社などでは若手が簡単に着手できるジョブではありません。会社ではなくチームとして、皆が肩を並べて活躍できるswimmyならではの特殊な環境だと思いますし、若手から発想や企画力、組織づくりを経験していく中で、業界でもトップクラスのスピードで成長していくことが可能です。
株式会社swimmyが目指すのは業界トップクラスの給与水準
入社後、どんなキャリアを描いていけますか?
―臼田さん
swimmyでは、いわゆる一般企業の課長職や部長職といったヒエラルキーは制度化していません。チームとして、皆が同じ目線で良いものを作っていく。そんなスタンスを大事にしたいからです。そのため、むやみに組織を拡大したり、上場を目指すという展望はありません。今目指しているのも全員で15名(大きく分けて3チーム)ほどなんです。
―FLATT編集部
‟会社”ではなく、あくまで‟チーム”というわけですね!
―臼田さん
はい。だからこそ一人ひとりのスキルは見逃さずにしっかりと評価しますし、swimmyの業績(皆の成果)もメンバーの収入へ還元していきたいと思っています。
収入がどう変化していくのでしょうか?
―臼田さん
WEB業界ではエンジニアの給与水準が高い一方で、デザイナーやディレクターの給与水準は決して高くはありません。だからこそ、まずは年収700万円のライン、ゆくゆくは年収1,000万円を実現できる給与水準を目指します。
―FLATT編集部
それは、メンバーの皆様にとっても嬉しい話ですね!
―臼田さん
もちろんswimmyは経営層も含めて全員が同じ目線で活躍していくチームなので、与えられた仕事をこなすのではなく、全員でサービスや組織を成長させていく必要があって、そのためにトライ&エラーで制作や企画、業務・組織改善といった幅広い業務にチャレンジしなければならないので、簡単ではないですけどね(笑)。
―FLATT編集部
ですが、他では経験できないことばかりですよね?
―臼田さん
そうですね!これから入社する方とは、swimmyと共に成長していく、その面白さや楽しさも一緒にシェアしたいと思っています。
―FLATT編集部
なるほど!swimmyさんの特徴や雰囲気が良く分かりました!本日はありがとうございました!
―臼田さん
こちらこそ、どうもありがとうございました!
フラット編集部より株式会社swimmyのコメント
D2Cブランド領域のECサイト制作に特化したWEB制作会社
同社はD2C領域のECサイト制作の実績が豊富なWEB制作会社です。WEB制作と一言に言っても、訪問するユーザーの属性やクライアントのブランドコンセプトによって、WEBサイトでの表現方法は変わってきます。D2CブランドのECサイトではクライアントのブランドコンセプトを体現しつつ、ユーザーに感動を与えるデザインが非常に重要な要素。株式会社swimmyではそういったエンドユーザーを意識したWEB制作の経験を多く積める環境があります。
UXデザインの知見を社内で発見、蓄積する仕組み
UXデザインとは、‟ユーザー体験をより良いものにするデザイン”という意味です。しかしUXデザインには人を相手にする以上、正解がひとつとは限りません。そのため同社では、直接エンドユーザーとのやり取りの中で唯一無二の知見を蓄積していくためにインハウスサービスを発足させる予定。直接ユーザーの反応を見ながら自分たちのノウハウ・知見として取り込み進化していく。WEB制作会社でありながら、事業会社的な側面も持っています。
少人数だからこそWEBディレクター・WEBデザイナーとしてのキャリアをしっかり積める
同社は現在、経営層を入れて6名の会社です。そのため、WEBディレクターやWEBデザイナーとしての打席に入る回数も多く、現場で生きたスキルを磨くことができます。UXに特化したクリエイティブ集団ということで、一見入社のハードルは高そうに見えますが、「ユーザーに寄り添ったデザインに挑戦したい」「UXのスキルを高めたい」という経験者にとっては最適な環境に思えました。
仕事のやりがい・厳しさ
- やりがい
メインはクライアントワークではありますが、インハウスサービスの企画などにも関われる機会が豊富にあります。新しい技術にふれられる機会も多いとのことで、自身の成長にも大きく期待できます。
- 厳しさ
UXデザインのスペシャリストとして、トレンド技術や知識などにアンテナを張り吸収していく気概が必要です。また、お客様のデザインイメージとの乖離を防ぐため、コミュニケーション部分にも力を入れなければなりません。
向いている方・不向きな方
- 向いている方
皆で良いサイトを創り上げていくというチーム意識が根付いているため、協調性はもちろんのこと、チームプレーに面白さを実感できる方が活躍しやすい環境です。
- 不向きな方
経営層もメンバーの1人として活躍するフラットな環境が特徴で、会社というよりはチームという印象です。会社を大きくしていく構想もないため、キャリア志向の方には不向きかもしれません。